はなの
病気
病気
ちくのう症(慢性副鼻腔炎)って何?
副鼻腔と呼ばれる鼻の穴の周囲にある大小の空洞が炎症を起こし、膿が溜ってしまう病気です。
症状としては鼻がつまる、青い鼻汁が止まらない、のどに鼻汁が下がる、頭が重いなどがあります。
子供の場合は余り訴えがなく、口呼吸、いびき、はなすすり、鼻血、咳が続くなどで本人よりご家族の方が気づくことも多いようです。または耳の症状(痛み、難聴)で気づくケースもあります。またアレルギーと合併していて、クシャミ、鼻水が目立つタイプや、鼻茸と言って鼻の中にイボのようなものができるタイプなど色々あります。
治療は、最近では非常に有効な薬も開発されています。また内視鏡を使い鼻の中からする手術法も盛んになってきており、以前は大掛かりな手術でしたが、そのような手術法は激減し、患者さんの負担の少ないものになっています。余り慢性にならないうちに診察を受けて、適切な治療を受けることが大切です。