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病気
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口内炎、口腔真菌症、味覚障害って何?
● 口内炎
最も一般的なアフタ性口内炎は直径数ミリの円形のもので中心部が白く、周辺に赤いふちどりができます。舌、くちびる、頬粘膜、歯ぐきなどにもでき、多発したり、再発したりします。その他の症状としてひりひり痛みを伴ったり、肩が凝る、頚のリンパ節が腫れるなどがあります。
このタイプの口内炎は局所にステロイド含有の口腔用軟膏を塗ることで通常は4、5日から一週間前後で治ります。
● 口腔真菌症
原因としてカンジダという種類の真菌(カビ)が一般的です。白いヨーグルト状の膜やかたまりができたり、赤くただれたりします。症状は、ひりひり痛んだり、熱いものがしみるなどで、口内炎との鑑別が困難なこともあります。
治療はまず口の中を清潔に保つことが大切です。内服薬は副作用が強く、通常はうがいをした後に真菌用の口腔用軟膏を塗ります。
● 味覚障害
味覚障害の症状は様々で、部位的には舌の一部や片側が、また舌全体が味覚を感じないことがあります。
その程度も濃い味でないと感じないものや、全く味を感じないものがあります。さらに、本来の味を異なった味に感じることもあります。亜鉛不足という単純な原因の治療方法として、亜鉛を含んだサプリメントを服用するという方法があります。亜鉛は蛋白質に多いので、食生活への配慮も必要になります。